自然療法

ビワの葉の収穫

こんにちは。先日、ハワイ島でお世話になっているお友達の家に遊びに行きました。 “ハワイ島の自然と生きるとはまさにこういうこと”というようなとても素敵な生活をされています。 庭にはハワイの植物がいっぱいあり、新鮮な果物、野菜が育っています。 放し飼いの鶏、ヤギもいて、子供たちはすっかり大好きになりました。 そこには立派なビワの木もあります。もう黄色いビワの実もついていました。 宮崎では梅雨前に収穫していたのですが、こちらでは3月に食べられます。 手作りエキスを作るために濃い緑の葉っぱも収穫させてもらいました。 ビワはアンズ、モモ、リンゴ、ナシ、サクラなどの仲間でバラ科の植物で日本でも温暖な地域で栽培されています。 ビワの実にはβカロテン、βクリプトキサンチン、ポリフェノールなどが含まれています。 喉や肺などの呼吸器系を守り、活性酸素を除去します。粘膜や皮膚を強くし、髪を美しく保つなどの働きがあります。 世界ではビワに含まれる成分のビタミンB17の研究もされています。 フンザ(西パキスタン)は長寿地域として有名で平均寿命は90歳以上、病気で亡くなる方も少ないそうです。 その理由は食生活ではないかと言われています。 そこに住む人達はビワの仲間であるアンズの種を大切にしてきました。ビワやアンズにはビタミンB17が含まれていて研究が進められています。 ビワという名前は葉っぱの形が楽器の琵琶に似ていることが由来とされています。 古来からビワの薬効が知られていてどんな病も癒す扇、無憂扇(むゆうせん)と呼ばれていました。 ビワの葉は生薬として使われ漢方薬にも含まれています。 私が自然療法の一つにビワの葉温熱療法を取り入れている理由は、歴史が長く生き残ってきたからです。 2500年以上も前からビワの葉を使う治療法が普及していて今もなお続いています。 代々受け継がれてきたこの療法は先人の素晴らしい知恵が詰まったものだと思っています。 私はこれからも多くの可能性を持っているビワの葉温熱療法を伝えていきます。     ♡今日も心と体を快適にお過ごしください♡ ハワイ島 要

びわ温灸の活用-睡眠

こんにちは。昨日は夏至でしたね。ハワイでは父の日と夏至でした。 日本では地域によって気温が高くなる日もあるようで、夏の始まりを感じられているのではないでしょうか。ハワイ島にいると四季の変化がないので少し寂しいですが、私は夏が好きなので日本にいる時は夏が近づくとワクワクしていた思い出があります。 季節の変わり目に不調を訴えられる方が多いのですが、その中でも今回は特に大事にしたい睡眠についてご紹介していきます。 夏本番を迎える前に睡眠の質を良くし、健やかに過ごせるためのびわ温灸を使ったセルフケアです。   質の良い睡眠をとり休息するためには交感神経と副交感神経のスイッチの切り替えをスムーズにすること、日中と夜の自律神経の良いバランス状態を保つことが大事です。 自律神経は全身に網羅されている神経で、身体を環境や状況に適応させ、臓器を調整しています。 自律神経を整えるためにできることは色々あります。例えば朝起きたら日光を浴びる、日中の適度な運動、夜寝る前の過ごし方(テレビやパソコン、携帯電話などのスクリーンを見ない)などです。 それでも不眠が解消できない方にはびわ温灸が力になります。 不眠解消目的ではなく他の理由でびわ温灸をされる方からもびわ温灸をしたら寝付きが良くなりぐっすり眠れましたというご感想をいただきます。 よく眠れない状態が続く場合は背骨の近くに集まっているツボを中心にびわ温灸をしていきます。背中の緊張をほぐすことで自律神経のバランスが整いやすくなります。 不眠の原因は人それぞれですが、びわ温灸をすることで体が温まり全身が緩み癒されるので不眠の原因が何であれよく眠れるようになりますよ。 温め緩めてリラックスがポイントです。そして深呼吸をしてみてください。 この夏も元気に過ごしていきましょう!     ♡今日も心と体を快適にお過ごしください♡ ハワイ島 要

東洋医学の基礎理論-健康とは

私がご紹介しているビワの葉温熱療法の背景には東洋医学があります。このブログでも東洋医学の知識も少しご紹介していきます。 東洋医学での健康とは ・体内の気と血が順調に循環していること ・体の陰陽のバランスが取れていること です。 東洋医学では 気(き)、血(けつ)、津液(しんえき)の三つを見ていきます。※漢方では津液の部分を水(すい)とします。 画像:要流びわ温灸健康講座より 気はエネルギーや生きていくためのパワーです。血は血液。津液(水)は血液以外の体液を指します。 目には見えませんが体内を流れているエネルギー、この動力によって私たちの体は内臓を動かし、呼吸をしたり、食欲を生み出し、消化吸収をしています。 体内で気が詰まっていたり、滞っている時は体に痛みを生じたり不快感を引き起こします。気が弱くなっている時は疲れを感じます。 体も心も健康ではない時は気の停滞や不足が起きています。 健康でいるために、まずはこの気と血液が体内で順調に循環していることが大事です。   もう一つの健康の定義である陰陽のバランスについて 陰陽は自然や環境を注意深く見たところから来ていて、これは単純に二つの反対の関係だけではなく、どちらもなければ成り立たず、同じでもないし、陰は陽になり陽は陰になるとも言えます。 例えば、コインの二つの面を考えると一つの面が表ならもう一つの面は裏で、どちらの面もなければコインとしては成り立たず、ただの金属です。存在するためには両方必要です。また陰は陽になり陽は陰になるというのは、高熱の時に寒気を生み出すこともあるし、氷を触ると焼けることもあります。 シンボルを見ても陰の中に陽、陽の中に陰があるのが分かります。 この陰陽が体内でもバランスが取れていることが大事だと東洋医学では考えます。   私が行っているビワの葉温熱療法はこの東洋医学の健康がベースにあります。 自然療法、自然治癒力を使って体を癒していくことを考えた時に、この気血の流れを意識したりバランスを考えることは基本になりますので、ここでご紹介しました。 詳しくはオンライン健康講座内でお話ししています。   ♡今日も心と体を快適にお過ごしください♡ ハワイ島 要

からだ全体を見る

私はビワ温灸指導員をしていて体調のことで相談をいただく時に、統合医療の観点で取り組むことをお話ししています。それは西洋医療での治療をされている場合も、そこに何をどう組み合わせたらプラスになるか、その方のからだ全体を考えてアプローチしていきたいという考えがあるからです。私が行っているビワ温灸はビワの葉療法という古代から伝わる伝統療法で、世界の歴史では3000年くらい前のお釈迦様から始まったとされていてビワの薬効を使う療法です。日本には730年に中国から鑑真が伝え、光明皇后が施薬院(今で言う病院)を作り、そこでビワの葉療法をしていました。 そのビワの葉療法に温灸療法が組み合わされた相乗効果により私たち人間の持っている自然治癒力、生命力を高めて病気を治すものです。 画像:要流びわ温灸健康講座より ビワの葉の成分に含まれる効用は    ・血液浄化作用 ・抗がん作用 ・鎮痛作用があります。 温灸によって・自律神経の調節 ・気血の巡りを良くするという効果があります。ビワの葉温熱療法は色々な症状を取り除いたり、軽くするなどの対症療法ですが、同時に血液浄化作用があるので全身の新陳代謝も盛んになります。例えば、便秘の解消、よく眠れるようになるなどの健康を取り戻す自然治癒力も高められます。これは病気を癒す全身療法でもあります。ビワの薬効について日本での科学的な研究は昭和初期に始まっています。私が使用している温灸器は管理医療機器の承認を受けています。温灸というと熱いというイメージがあると思いますが、この温灸器の特性は熱感度が低く設定されているので皮膚の表面だけではなく体の深い所までゆっくりと熱が入ります。また遠赤外線を熱源としているので、湿温灸になります。湿温灸というのは乾燥した熱とは違うので柔らかく温かい熱感です。深部まで熱が入るので、ビワエキスを体の深いところまで入れ、患部の血行を良くしたりコリをほぐす効果が期待できます。ビワ温灸の背景には東洋医学があります。東洋医学では気(エネルギー)と血(血液)が順調に循環していることが健康と言われます。そのため、経絡(気や血が通っている体内の通路)上にある経穴(ツボ)を使って温灸をします。症状に合わせて治療点があり、ビワのエキスを温灸器を使って深部まで届けていきます。試された方はよく分かるとおっしゃいますが、ツボにくっと入る感じがあります。効果の表れ方は個人差があります。その人の病気の状態や病歴、日常続けている生活習慣などにより大きく変わります。疲労回復、筋肉の痛みなどにはすぐに効果が表れる印象ですが、長年の生活習慣がかかわるような慢性的な病気にはじっくり取り組む必要があります。何か病気の改善のためにビワ温灸をされる場合はいつも「効果が出るまで諦めずに続けてください」とお伝えしています。無理はしなくていいので、休みながらでも。でも諦めずに続けてほしいです。私たちは治癒力が働くように設計された体を持っているので自分の体を信じてください。ビワ温灸や自然療法のお手当というのは自分の治癒力が働くように、その治癒力を出すためでもあります。そのためには症状だけに目を向けるのではなく、からだ全体を見ていく必要があると思います。これからこの考えを基本にした記事をこのブログに書いていきますのでよろしくお願いします。♡今日も心と体を快適にお過ごしください♡  ハワイ島 要