自然療法

一緒に健康について学びませんか?

この夏、3年ぶりに宮崎に帰省することができました。 子供達と両親と一緒にゆっくり過ごすことができた夏休みでした。 今回の帰省中、私のびわ温灸の師匠である長友明美先生ともやっとお会いすることができ、多くの時間を一緒に過ごすことができました。普段、ハワイにいる間はオンラインで繋がり学ばせてもらっていますが、実際会って隣で時間を過ごし、肌身で感じ学ぶというのは大きな違いがありますね。びわ温灸の指導をいただいたり、健康の本質についてさらに学びを得る機会がありました。 この夏、長友先生と過ごし学んだこと、気付いたことも今後シェアしていきたいと思っています。   健康のためには食事や運動などの療法ももちろん大切ですが、土台に位置する基本根本原本である酸素とミネラルをしっかり入れていくことが非常に大切です。 Luana Heartとびわファミリーのサイトでも酸素とミネラルの大切さをお伝えし、より多くの方にお役に立てる情報を届けていこうと考えています。健やかな毎日を過ごしていただきたい願いがあります。 体の隅々まで必要なものを届ける、免疫細胞にお腹いっぱい栄養を与えてあげる、そのために私たちが日々の生活の中に取り入れられることを具体的に一緒に取り組み、学べる場所がここにあります。 普段はzoomを使いますのでインターネット環境があればどこにお住まいでも繋がれます。長友先生もご紹介させていただきます。一緒に学び、家族や大切な方々と共に健康な毎日を過ごしていきましょう。 体は必要なものを入れてあげたら健康になろうとする力があるということを実際に体感していただきたいです。 私たちと一緒に取り組み、学びませんか? luanaheart20@gmail.com までご連絡お待ちしております。       ♡今日も心と体を快適にお過ごしください♡ ハワイ島 要

心も元気に過ごすために取り入れたいセルフケア

何か心を元気にするセルフケアをされていますか。 心の健康は元気に過ごすためにも大事ですね。 今回は「心も元気に過ごすために取り入れたいセルフケア」をお伝えします。   穏やかな毎日を過ごしたいと思っていても、日々起こることで落ち込んだりイライラしたりストレスを感じることがありますよね。でも心を安定させるためにできることがあると知っていると少し心の余裕も出てくると思います。   そのカギになるのは幸せホルモンと呼ばれるセロトニンです。 セロトニンは心身を元気にしてくれます。自律神経のバランスも良くなり心の安定にも繋がりますよ。 このセロトニンという脳内神経物質が十分に分泌させるために日常取り入れることができる方法をご紹介します。   まずは呼吸法です。呼吸法はいくつもありますが、ここで意識したいのはしっかりと吐ききることです。 ポイントは吐く時に下腹部をへこませます。息を吐ききったら自然にゆっくりと息を吸います。 通常よりゆっくり深くこの呼吸をします。目安は1分間に4回位です。まずは5分間この呼吸法をしてください。慣れてきたら時間を長くします。   次に疲れない程度のウォーキングです。 できれば朝の太陽の下で歩くと元気に1日をスタートできます。 朝日を浴びることはその日のセロトニン分泌をオンにするスイッチにもなるのでオススメです。 できれば自然の中や静かな場所が良いです。集中するできる環境を選んでください。   食事もセロトニンを活性化したり増やすチャンスです。 食事の時はよく噛みます。よく噛むことでセロトニンを活性化させることができますので毎食よく噛んで食べてください。 よく噛むためにかみごたえのある食材を選ぶのも良いですね、よく噛むために根菜や豆類など食材選びも工夫します。 そして食事はやはりバランスよく食べることが大事です。 セロトニンは炭水化物、ビタミンB6、必須アミノ酸トリプトファンなどから合成されます。バランスよく食事をとることでセロトニンを増やすことにつながります。   このように日常生活を意識することでセロトニンを増やすことができますが、ホッとできることを取り入れることも大事ですね。植物の世話、大事なペットとの触れ合いなどもとても効果的です。   私が大事にしていることはつながりです。これは自分とのつながり、そして人とのつながりです。 これはまた改めて紹介したいと思いますが、自分が何を大事にしているのか自分との対話ができるようになるといつも心の中には平安があることに気付きます。 そして誰かと話がしたくなったら家族や友達に電話します。気心の知れた人と話すことはセロトニン活性化になります。今は会いたい人に会いに行くことが難しいですが離れていてもテクノロジーのおかげで顔を見て話すこともできます。自分、人との繋がりどちらも私には大事です。   今回ご紹介したセロトニンを増やすためにできること、コツは5分以上続けることです。1日のうち朝、昼、夕方など何度もできるタイミングで疲れない程度に毎日行います。 是非できることから始めてみてくださいね。       ♡今日も心と体を快適にお過ごしください♡ ハワイ島 要

健康でいるために慢性炎症を抑えよう

10月ですね。日本の秋は美味しい食べ物がいっぱいありますね。 旬の食材は他の時期に比べて食材そのものの栄養価も高いといいます。また、鮮度もよく味も濃いので秋の味覚を堪能して下さいね。旬の幸、羨ましいです。   今回は「慢性炎症を抑えるためにできること」をお伝えします。 炎症には急性炎症と慢性炎症があります。 今回は慢性炎症を抑えるためのポイントです。慢性炎症は病気の元になるので気をつけないといけません。 私たちの体はホメオスタシス(恒常性維持)を持っていますので、もし体内にウイルスや細菌が入ってきたらそれを排除しようと働きます。防御反応ですね。 この時、白血球の中のマクロファージや好中球が働き取り除きます。 例えばリンパが腫れたり熱を帯びたりするのは体が闘っている時だとも言えます。 また、怪我をした時も同じように損傷したところを修復します。 このように体を治癒しようと働く際に生じるのが急性炎症です。 急性炎症は感染や細胞、組織の損傷が回復されると消失していきます。   一方、慢性炎症とは炎症の状態が長く続いている場合です。 炎症状態が続くと生体組織の機能や構造に異常が生じ、多くの疾患の原因になります。例えば、肥満、糖尿病、肝炎、脳梗塞、心筋梗塞、がん、認知症、うつ病などです。   さまざまな病気の元になるこの慢性炎症を防ぐためにできること紹介します。 詳しくは健康講座がん対策コース内でもお伝えしているのですが、例えば喫煙、飲酒、睡眠不足、激しい運動などをやめる、肥満、メタボにならないよう体重を管理する、大気汚染に気をつけるなどがあります。 また抗炎症作用があるファイトケミカルを摂取したり、逆に牛肉や豚肉のような特に赤身の肉、それらを使った加工食品はアラキドン酸が炎症を強めるので控えます。 運動療法を取り入れたり体調に合わせて断食療法などもあります。   私が取り入れている具体的な方法は食事内容の見直し、野菜や果物を積極的に摂り、食べる時間を考える。体をしっかり休めるため質の良い睡眠がとれるようにし、日中は適度な運動をするようにしています。 忙しいとなかなか出来ない日もありますができる範囲で意識しています。 断食も朝食を摂らないプチ断食だったら無理なく続けられるし、どうしてもお昼前にお腹が空いたらスムージーや酵素食、発酵食品を摂ります。 体はこれだけやっていれば良いなどないので組み合わせて取り組んでいます。 今の自分にできることから始めてみてくださいね。       ♡今日も心と体を快適にお過ごしください♡ ハワイ島 要

ビワの葉の収穫

こんにちは。先日、ハワイ島でお世話になっているお友達の家に遊びに行きました。 “ハワイ島の自然と生きるとはまさにこういうこと”というようなとても素敵な生活をされています。 庭にはハワイの植物がいっぱいあり、新鮮な果物、野菜が育っています。 放し飼いの鶏、ヤギもいて、子供たちはすっかり大好きになりました。 そこには立派なビワの木もあります。もう黄色いビワの実もついていました。 宮崎では梅雨前に収穫していたのですが、こちらでは3月に食べられます。 手作りエキスを作るために濃い緑の葉っぱも収穫させてもらいました。 ビワはアンズ、モモ、リンゴ、ナシ、サクラなどの仲間でバラ科の植物で日本でも温暖な地域で栽培されています。 ビワの実にはβカロテン、βクリプトキサンチン、ポリフェノールなどが含まれています。 喉や肺などの呼吸器系を守り、活性酸素を除去します。粘膜や皮膚を強くし、髪を美しく保つなどの働きがあります。 世界ではビワに含まれる成分のビタミンB17の研究もされています。 フンザ(西パキスタン)は長寿地域として有名で平均寿命は90歳以上、病気で亡くなる方も少ないそうです。 その理由は食生活ではないかと言われています。 そこに住む人達はビワの仲間であるアンズの種を大切にしてきました。ビワやアンズにはビタミンB17が含まれていて研究が進められています。 ビワという名前は葉っぱの形が楽器の琵琶に似ていることが由来とされています。 古来からビワの薬効が知られていてどんな病も癒す扇、無憂扇(むゆうせん)と呼ばれていました。 ビワの葉は生薬として使われ漢方薬にも含まれています。 私が自然療法の一つにビワの葉温熱療法を取り入れている理由は、歴史が長く生き残ってきたからです。 2500年以上も前からビワの葉を使う治療法が普及していて今もなお続いています。 代々受け継がれてきたこの療法は先人の素晴らしい知恵が詰まったものだと思っています。 私はこれからも多くの可能性を持っているビワの葉温熱療法を伝えていきます。     ♡今日も心と体を快適にお過ごしください♡ ハワイ島 要

びわ温灸の活用-睡眠

こんにちは。昨日は夏至でしたね。ハワイでは父の日と夏至でした。 日本では地域によって気温が高くなる日もあるようで、夏の始まりを感じられているのではないでしょうか。ハワイ島にいると四季の変化がないので少し寂しいですが、私は夏が好きなので日本にいる時は夏が近づくとワクワクしていた思い出があります。 季節の変わり目に不調を訴えられる方が多いのですが、その中でも今回は特に大事にしたい睡眠についてご紹介していきます。 夏本番を迎える前に睡眠の質を良くし、健やかに過ごせるためのびわ温灸を使ったセルフケアです。   質の良い睡眠をとり休息するためには交感神経と副交感神経のスイッチの切り替えをスムーズにすること、日中と夜の自律神経の良いバランス状態を保つことが大事です。 自律神経は全身に網羅されている神経で、身体を環境や状況に適応させ、臓器を調整しています。 自律神経を整えるためにできることは色々あります。例えば朝起きたら日光を浴びる、日中の適度な運動、夜寝る前の過ごし方(テレビやパソコン、携帯電話などのスクリーンを見ない)などです。 それでも不眠が解消できない方にはびわ温灸が力になります。 不眠解消目的ではなく他の理由でびわ温灸をされる方からもびわ温灸をしたら寝付きが良くなりぐっすり眠れましたというご感想をいただきます。 よく眠れない状態が続く場合は背骨の近くに集まっているツボを中心にびわ温灸をしていきます。背中の緊張をほぐすことで自律神経のバランスが整いやすくなります。 不眠の原因は人それぞれですが、びわ温灸をすることで体が温まり全身が緩み癒されるので不眠の原因が何であれよく眠れるようになりますよ。 温め緩めてリラックスがポイントです。そして深呼吸をしてみてください。 この夏も元気に過ごしていきましょう!     ♡今日も心と体を快適にお過ごしください♡ ハワイ島 要

東洋医学の基礎理論-健康とは

私がご紹介しているビワの葉温熱療法の背景には東洋医学があります。このブログでも東洋医学の知識も少しご紹介していきます。 東洋医学での健康とは ・体内の気と血が順調に循環していること ・体の陰陽のバランスが取れていること です。 東洋医学では 気(き)、血(けつ)、津液(しんえき)の三つを見ていきます。※漢方では津液の部分を水(すい)とします。 画像:要流びわ温灸健康講座より 気はエネルギーや生きていくためのパワーです。血は血液。津液(水)は血液以外の体液を指します。 目には見えませんが体内を流れているエネルギー、この動力によって私たちの体は内臓を動かし、呼吸をしたり、食欲を生み出し、消化吸収をしています。 体内で気が詰まっていたり、滞っている時は体に痛みを生じたり不快感を引き起こします。気が弱くなっている時は疲れを感じます。 体も心も健康ではない時は気の停滞や不足が起きています。 健康でいるために、まずはこの気と血液が体内で順調に循環していることが大事です。   もう一つの健康の定義である陰陽のバランスについて 陰陽は自然や環境を注意深く見たところから来ていて、これは単純に二つの反対の関係だけではなく、どちらもなければ成り立たず、同じでもないし、陰は陽になり陽は陰になるとも言えます。 例えば、コインの二つの面を考えると一つの面が表ならもう一つの面は裏で、どちらの面もなければコインとしては成り立たず、ただの金属です。存在するためには両方必要です。また陰は陽になり陽は陰になるというのは、高熱の時に寒気を生み出すこともあるし、氷を触ると焼けることもあります。 シンボルを見ても陰の中に陽、陽の中に陰があるのが分かります。 この陰陽が体内でもバランスが取れていることが大事だと東洋医学では考えます。   私が行っているビワの葉温熱療法はこの東洋医学の健康がベースにあります。 自然療法、自然治癒力を使って体を癒していくことを考えた時に、この気血の流れを意識したりバランスを考えることは基本になりますので、ここでご紹介しました。 詳しくはオンライン健康講座内でお話ししています。   ♡今日も心と体を快適にお過ごしください♡ ハワイ島 要

からだ全体を見る

私はビワ温灸指導員をしていて体調のことで相談をいただく時に、統合医療の観点で取り組むことをお話ししています。それは西洋医療での治療をされている場合も、そこに何をどう組み合わせたらプラスになるか、その方のからだ全体を考えてアプローチしていきたいという考えがあるからです。私が行っているビワ温灸はビワの葉療法という古代から伝わる伝統療法で、世界の歴史では3000年くらい前のお釈迦様から始まったとされていてビワの薬効を使う療法です。日本には730年に中国から鑑真が伝え、光明皇后が施薬院(今で言う病院)を作り、そこでビワの葉療法をしていました。 そのビワの葉療法に温灸療法が組み合わされた相乗効果により私たち人間の持っている自然治癒力、生命力を高めて病気を治すものです。 画像:要流びわ温灸健康講座より ビワの葉の成分に含まれる効用は    ・血液浄化作用 ・抗がん作用 ・鎮痛作用があります。 温灸によって・自律神経の調節 ・気血の巡りを良くするという効果があります。ビワの葉温熱療法は色々な症状を取り除いたり、軽くするなどの対症療法ですが、同時に血液浄化作用があるので全身の新陳代謝も盛んになります。例えば、便秘の解消、よく眠れるようになるなどの健康を取り戻す自然治癒力も高められます。これは病気を癒す全身療法でもあります。ビワの薬効について日本での科学的な研究は昭和初期に始まっています。私が使用している温灸器は管理医療機器の承認を受けています。温灸というと熱いというイメージがあると思いますが、この温灸器の特性は熱感度が低く設定されているので皮膚の表面だけではなく体の深い所までゆっくりと熱が入ります。また遠赤外線を熱源としているので、湿温灸になります。湿温灸というのは乾燥した熱とは違うので柔らかく温かい熱感です。深部まで熱が入るので、ビワエキスを体の深いところまで入れ、患部の血行を良くしたりコリをほぐす効果が期待できます。ビワ温灸の背景には東洋医学があります。東洋医学では気(エネルギー)と血(血液)が順調に循環していることが健康と言われます。そのため、経絡(気や血が通っている体内の通路)上にある経穴(ツボ)を使って温灸をします。症状に合わせて治療点があり、ビワのエキスを温灸器を使って深部まで届けていきます。試された方はよく分かるとおっしゃいますが、ツボにくっと入る感じがあります。効果の表れ方は個人差があります。その人の病気の状態や病歴、日常続けている生活習慣などにより大きく変わります。疲労回復、筋肉の痛みなどにはすぐに効果が表れる印象ですが、長年の生活習慣がかかわるような慢性的な病気にはじっくり取り組む必要があります。何か病気の改善のためにビワ温灸をされる場合はいつも「効果が出るまで諦めずに続けてください」とお伝えしています。無理はしなくていいので、休みながらでも。でも諦めずに続けてほしいです。私たちは治癒力が働くように設計された体を持っているので自分の体を信じてください。ビワ温灸や自然療法のお手当というのは自分の治癒力が働くように、その治癒力を出すためでもあります。そのためには症状だけに目を向けるのではなく、からだ全体を見ていく必要があると思います。これからこの考えを基本にした記事をこのブログに書いていきますのでよろしくお願いします。♡今日も心と体を快適にお過ごしください♡  ハワイ島 要