私がご紹介しているビワの葉温熱療法の背景には東洋医学があります。このブログでも東洋医学の知識も少しご紹介していきます。
東洋医学での健康とは
・体内の気と血が順調に循環していること
・体の陰陽のバランスが取れていること
です。
東洋医学では
気(き)、血(けつ)、津液(しんえき)の三つを見ていきます。※漢方では津液の部分を水(すい)とします。
画像:要流びわ温灸健康講座より
気はエネルギーや生きていくためのパワーです。血は血液。津液(水)は血液以外の体液を指します。
目には見えませんが体内を流れているエネルギー、この動力によって私たちの体は内臓を動かし、呼吸をしたり、食欲を生み出し、消化吸収をしています。
体内で気が詰まっていたり、滞っている時は体に痛みを生じたり不快感を引き起こします。気が弱くなっている時は疲れを感じます。
体も心も健康ではない時は気の停滞や不足が起きています。
健康でいるために、まずはこの気と血液が体内で順調に循環していることが大事です。
もう一つの健康の定義である陰陽のバランスについて
陰陽は自然や環境を注意深く見たところから来ていて、これは単純に二つの反対の関係だけではなく、どちらもなければ成り立たず、同じでもないし、陰は陽になり陽は陰になるとも言えます。
例えば、コインの二つの面を考えると一つの面が表ならもう一つの面は裏で、どちらの面もなければコインとしては成り立たず、ただの金属です。存在するためには両方必要です。また陰は陽になり陽は陰になるというのは、高熱の時に寒気を生み出すこともあるし、氷を触ると焼けることもあります。
シンボルを見ても陰の中に陽、陽の中に陰があるのが分かります。
この陰陽が体内でもバランスが取れていることが大事だと東洋医学では考えます。
私が行っているビワの葉温熱療法はこの東洋医学の健康がベースにあります。
自然療法、自然治癒力を使って体を癒していくことを考えた時に、この気血の流れを意識したりバランスを考えることは基本になりますので、ここでご紹介しました。
詳しくはオンライン健康講座内でお話ししています。
♡今日も心と体を快適にお過ごしください♡
ハワイ島 要