こんにちは。以前、基礎体温で女性ホルモンのバランスを見ることの重要性を書きました。記事はこちらからどうぞ→基礎体温測っていますか?
この女性ホルモン、私たちの肌にも大きく関わっています。今日は美容の観点から書きます。
普段、生活している中で女性ホルモンの働きを実感するのが生理前ではないでしょうか。
吹き出物ができたり、肌が荒れていたり・・・肌の調子があまり良くないと思いませんか?
これは女性ホルモンのバランスの変化が肌の調子に影響を与えているからです。
女性ホルモンは二種類あります。エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)です。
この2つのホルモンは排卵時期にバランスを変化させます。排卵時期から生理前にプロゲステロンが多く分泌されるのですが、これが皮脂分泌を過剰にさせ、吹き出物やシミ、肌荒れ、そしてイライラするといった原因にもなります。
逆に、エストロゲンは生理後に分泌が高まり、肌に潤いを与え、肌の調子を良くしてくれます。精神的にも安定する時期です。
このように女性は、約28日の周期(女性ホルモンの分泌量の変化)で肌の調子も変わります。
美肌ホルモンであるエストロゲンは肌をみずみずしくしてくれます。生理後に分泌が増え始め、コラーゲンを生成する働きがあります。
一番肌の調子の良い時期です。初めての化粧品や、特別なケアを試すには良い時期です。
このエストロゲンは年齢と共に分泌量も変化します。
生理が始まる(初経)思春期から徐々に増え始め、20~25歳頃ピークになります。30代後半から徐々に減りはじめ、45歳以上になるとかなり低下します。
30代後半くらいから気になる肌老化(しわやくすみなど)はこのエストロゲンの分泌量にも関わっています。
エストロゲンの分泌量を考え、年代別のスキンケアは効果があります。
一方、プロゲステロンの分泌量が増えている時期はどのようなケアが必要でしょうか?皮脂の分泌量が多く吹き出物や肌荒れが気になるこの時期は清潔な肌を保つよう心がけます。
むくみやイライラも出てくることもありますので、血流を良くしたり、リラックスできる時間を積極的にとります。
溜めこむ時期でもあるので、甘いものの過剰摂取にも気を付けます。
そして生理時期は肌のケアは特に優しくしてください。体が敏感になっているので、脱毛やピーリング等も避けます。
体の不調も出る時期ですので、休める時間はしっかり体を休めるようにします。
女性の体はこの月経周期と年代別のホルモン分泌量によって肌や体、気持ちが変わっていきます。
28日周期と自分の体調の変化を体感しながら過ごしてください。私も自分の体に耳を傾けて、その時々に合わせた過ごし方、スキンケアなどをして過ごしています。
♡今日も心と体を快適にお過ごしください♡
ハワイ島 要